マリオブラザーズ【懐ゲー辞典3・ファミコン】

えく

懐ゲー事典の第3弾はNintendo Switchでも遊べる『マリオブラザーズ』です。
友人や兄弟で2人同時プレイで、助け合ったり邪魔しあったりと発売当時は、非常に盛り上がりました。

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概要

「マリオブラザーズ」は、1983年9月9日に任天堂からリリースされたアクションゲームです。

下水道内で流れてきたカメ、カニ、ハエなどの害虫を駆除するアクションゲームで、配管工であるマリオとルイージが活躍します。

マリオ達の職業は、以前は大工とされていましたが、このゲームから配管工として設定されました。また、ルイージが初登場する作品であり、ルイージとマリオの違いは服の色だけでした。

ゲームプレイ

敵キャラクターは土管から現れ、プレイヤーは彼らを床の下から突き上げて気絶させ、そして蹴り落として撃退します。複数の敵を一度に蹴り落とすと、敵の数に応じて得点が増加します。また、敵を一匹倒すごとにコインが1枚出現し、これを突き上げたり触れたりして回収でき、得点が加算されます。ステージ内の全ての敵を撃退すると、そのフェイズがクリアされます。フェイズが進むにつれて難易度が上昇し、数フェイズごとにボーナスステージが現れ、フィールド内に配置されたコインを集めるチャンスが与えられます。時間内に全てのコインを収集すると、ボーナスポイントを獲得できます。

ステージ

エンディングが存在せず、ゲームオーバーまで延々と続くループゲームです。フェイズ23から98までが進行カウントされ、それ以降のフェイズは98で固定されます。しかし、ゲームプレイ内容はフェイズ16から22までのパターンの繰り返しとなります。

敵キャラクター

カメ:下から1回突き上げるとひっくり返って気絶し、その状態でもう一度突き上げるかしばらく放置すると復活してしまう。

カニ:1回突き上げると怒って少しスピードアップし、その状態でもう1回突き上げると気絶する。2回突き上げないと気絶しない。但し気絶後は1回突き上げるだけで初期状態に戻る。最後の1匹になると高速化するので注意が必要だ。

ハエ:ジャンプしながら移動する。着地していないときには突き上げても攻撃が効かないので床に設置している時に突き上げよう。

POWブロック

各ステージに登場するブロックで、通常「パワー床」として知られています。このブロックは下から突き上げることで、ステージ全体の床を突き上げる効果を持っています。しかし、パワー床は使用回数ごとに薄くなり、3回目の使用で完全に消滅します。このブロックは接地しているプレイヤーや敵キャラクター、ファイアーボールに影響を与え、強力な攻撃手段として利用できます。ただし、この方法で消滅させた火の玉は得点されません。パワー床の使用可能回数は、ボーナスフェイズで2回目以降に再び全回復します。また、2回突き上げないとひっくり返らない敵は、POWブロックを2回突き上げないとひっくり返りません。

おすすめポイント

『マリオブラザーズ』の最大の魅力は、2人同時プレイが楽しめることです。友達や家族と一緒にプレイすれば、協力しながらステージを攻略する楽しさが倍増します。協力プレイだけではなく、時には競い合ったりして、一緒にプレイする楽しさが詰まっています。

総評

ファミコン版「マリオブラザーズ」は、シンプルながらも奥深いゲームプレイと、楽しい2人プレイ体験が絶妙に組み合わさった傑作と言えます。その影響力は計り知れず、マリオシリーズのスタート地点として、ゲーム産業に多大な影響を与えました。今でも多くの人々に愛され、プレイされ続けている、不朽の名作です。