Slay the Ppireタイトル

スレイ ザ スパイア Slay the Spire【Switchレビュー評価感想】

Slay the Ppireタイトル
©Humble Bundle

Slay the Spire概要

ジャンルストラテジー / ロールプレイング / アドベンチャー / テーブル
プレイ人数1人
メーカーHumble Bundle
配信日2019年6月6日
DL版価格2,570円
セール時最低価格1,927円
DL版容量537MB
クリア時間1キャラにつき1時間~20時間×4クラス
やりこみ要素登塔モード
プロコン○ 使える
体験版× 無し
ストアURL
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000012390

60時間以上プレイしてのレビュー記事です。

ローグライクやRPG好きには、是非プレイしていただきたいタイトルです。
筆者が購入した時は3クラス(職業)でしたが、新クラス『ウォッチャー』が2020年3月24日に大型アップデートによって実装され、現在は4つのクラスで遊べるようになっており、更にコスパが良くなりました。
筆者の45時間のプレイ時間はウォッチャー実装前でしたが、ウォッチャーでのクリアに向けて再燃してしまい、更にプレイ時間が伸びそうです!
セール時は2,000円を切る価格で購入できますのでオススメです。
中には100時間以上プレイする猛者もいるようですから、2,000円で100時間以上遊べたらコスパ抜群です!
15時間45分掛けて「ウォッチャー」でクリアし、合計プレイ時間は60時間を超えました。

容量について

ストアで表記されている必要な容量は「537MB」で、本体で確認できる容量は「523MB」でした。
回線速度32Mbpsでの推定ダウンロード時間は『2分11秒』です。

評価基準

「評価基準」は、全てのSwitchゲームレビュー記事に設置してある『定型文』です。
評価基準を確認する場合は「+」をタップして展開して下さい。

難易度

ゲーム内で難易度を選べる場合「一番易しいモードでプレイ」した時の難易度で評価しています。
クリアが無いゲームは全て【★★☆】評価する事を予めご了承下さい。

★★★ …【難しい】心が折れて投げ出す可能性がある
★★☆ …【普 通】頑張れば「半数以上の人はクリア」できそう
★☆☆ …【簡 単】「誰でもクリア」可能

コスパ

コスパは『価格÷時間』で計算します。
時間は平均的なクリア時間、クリアが無い場合は飽きるまでの時間などを考慮。

★★★ … 1時間あたり50円以下
★★☆ … 1時間あたり51円~100円
★☆☆ … 1時間あたり101円以上
パッケージゲームの価格5,000円~1万円のソフトを買った場合「何時間遊べたら元を取っただろう?」と考えた時に、「200時間以上遊んだら満足」と判断し「10,000円÷200時間=50円」としました。

グラフィック

「Nintendo Switch」はグラフィックに力を入れているハードでは無いので、評価基準は甘め設定となっております。
★★★ … 「Wii」と同等以上
★★☆ … 「Nintendo64」と同等
★☆☆ … 「FC/SFC」と同等

ロード時間

ゲームが起動するまでの時間で判断します。
※サンディスクの「1TB」MicroSDXCカードで計測しています。

★★★ …起動20秒以内、ゲーム中のロードは全く気にならない
★★☆ …起動40秒以内、ゲーム中のロードが少しある
★☆☆ …起動41秒以上、ゲーム中のロードが長く気になる

評価

難易度 ★★☆

1クラスだけのクリアであれば、難易度1ランクダウン

コスパ(通常時) ★★★

2,570円÷50時間=「42.8円」

コスパ(セール時) ★★★

1,927円÷60時間=「32.1円」

グラフィック ★☆☆

「スーパーファミコン」レベル

ロード時間 ★★☆

起動時間「27秒」

タイトル〜キャラ選択「0秒」

キャラ選択〜ゲーム開始「6秒」

どんなゲーム?

✅ 4つのクラス(職業)から1つを選び、カードバトルによって敵を倒しながら50階に及ぶ塔を進み、ラスボスを叩くのが目的のゲームです。

✅ 1章~3章という形で塔は3つに分かれ、各塔の最上階にはボスが待ち構えており、ボスを撃破すると全快して次の塔に挑戦できます。

✅「Slay the Spire」は「ローグライク」の為、ゲームオーバーになったら1つ目の塔の最初からやり直しですが、各クラスにはアンロック要素があります。

✅ ゲームオーバー時点にポイントが計算され、一定値までポイントが貯まると新カードや新レリックがアンロックされる仕組みです。

✅ アンロックは5段階あり、アンロックされた新カードやレリックは強力なものが多い為、アンロックが進むほどゲーム難易度が下がる仕組みになっています。

✅ ローグライクの特徴として、負けを繰り返しながらプレイヤー自身が成長しクリアした時の達成感を味わう事や、より難易度の高いものを求めるようになる事が醍醐味として挙げられます。

✅ プレイしてて面白かったポイントはゲーム中の『選択』が多い事で、選択によって有利になったり不利になったりと何度もプレイしたくなる中毒性があります。

クラスは4種類

アイアンクラッド

初プレイ時は「アイアンクラッド」以外は選択できません。HPが高く初期レリックでは戦闘終了時にHPを少し回復する為、ザコ戦に強いクラスです。筆者がアイアンクラッドで初クリアした時には、全てのカードがアンロックされていましたので、クリアするのに一番時間が掛かりました。「アイアンクラッド」で1度プレイすれば「サイレント」が解放されます。筆者はクリアするのに一番時間が掛かったクラスです。

サイレント

戦闘開始時1ターン目だけ手札の枚数が1枚多い初期レリックで毒とナイフによる攻撃が特徴のクラスです。サイレントクリア時は1段階アンロックが残っていましたのでアイアンクラッドよりは易しい印象です。サイレントで1度プレイすれば「ディフェクト」が解放されます。

ディフェクト

オーブを駆使したバトルが特徴のクラスで初期レリックはライトニングを1個生成です。ディフェクトのクリア時はアンロックが2段階残っていましたので、一番プレイ時間が短くクリアできました。ディフェクトを1度プレイすれば「ウォッチャー」が解放されます。筆者は一番クリア時間が早かったクラスです。

ウォッチャー

3月24日のアップデートで実装された新クラスで、戦闘開始時に奇跡カードが1枚手に入る初期レリック所持です。「ウォッチャー」の特徴は「憤怒」「平静」「神聖」などのスタンスがあります。例えば「憤怒」では攻撃力2倍、防御力半分になるので、敵が攻撃して来ない時を狙って「憤怒」になると有利に戦える等の戦略を練る事が必要になってきます。状況に応じてスタンスを切り替えながら戦うスタイルです。筆者は15時間45分で1回目をクリアしました。人によって違うとは思いますが、クリア難易度は『アイアンクラッド』に次いで2番目に高かったです。

ゲームの流れ

ゲームメニューは3つ

通常プレイは「スタンダード」を選択します。「デイリーチャレンジ」や「カスタム」はゲームに慣れてから挑戦した方が良いでしょう。

スタート時の選択

初プレイ時は「3回の戦闘は敵のHPが1で固定」または「最大HP+7」2種類の選択に固定されており、プレイを重ねる事でスタート時の選択は最大4つになります。

マップはランダム生成

塔マップはランダム生成され、ルートは自分で選択しながら進んで行きます。戦闘をなるべく避け「宝箱」「休憩所」「未知」を優先的に回るか、戦闘重視でゴールドやカードを増やしながら進むかはプレイヤーの自由です。

『未知』…戦闘、商人、イベントなどランダム

『商人』…ゴールドのよってカード、ポーションの購入、カード削除が行える

『宝箱』…レリックが手に入る(レリックとはパッシブスキルのようなもので、無条件にレリック効果が出る)

『休憩』…休憩(HP回復)または鍛冶(カードのアップグレード)を選択できる

『敵』…ザコ敵との戦闘(勝利時にポーションやカードが手に入る)

『エリート』…中ボスとの戦闘(効果の高いレリックが手に入る事がある)

敵との戦闘

手札からカードを選択し、戦っていきます。左下にある「コスト」の範囲内でカードに書いてある効果を見て防御や攻撃します。カードを使うとコストを消費し、左下のコストが無くなったら「Y」を押して自分のターンを終了し、敵のターンに変わります。

HPの回復手段が少ないので、できるだけ『HPを減らさずに戦闘に勝利』がポイントとなります。

戦闘に勝ったら?

戦闘に勝利すれば「ゴールド」「ポーション」「レリック」「カード」などが手に入ります。(ゴールドとカードは確定報酬で、ポーションとレリックはランダム報酬=確率です)

 

カードは数枚から選択しデッキに加える事ができます。全ていらないカードの場合は貰わないという選択もあります。

☑️ レリックとは、パッシブスキルに近いもので、レリックに表示された条件が常に有効になるアイテムです。良い効果ばかりではなく、悪い効果と良い効果両方を兼ね備えたレリックも存在します。

☑️ ポーションとは消費アイテムの事で、使うと無くなりポーションに設定された効果が発動されます。戦闘勝利時の他、イベント発生で稀に入手できるほか、ショップでの購入でも手に入ります。

☑️ ゴールドは、戦闘勝利時やイベント発生時に稀に手に入る事があり、主にショップでの買い物に使います。

戦闘に負けたら?

戦闘に負けるとゲームオーバーとなりスコアが計算され、アンロックするものが残っていれば、アンロック用のゲージが上がります。

 

ゲージが一定まで貯まると、強力なカードがアンロックされます。

「未知」で起こるイベント

下図に挙げたのは、ほんの一例で、様々な選択式イベントが起こります。どれを選べば有利に進むのか、大いに悩んで下さい!

ショップ

所持しているゴールドの範囲内でカードやポーションの買い物ができます。

 

いらないカードを除去するのもショップで出来ます。特に初期に所持している効果の弱い攻撃や防御カードを除去すると有利に進むかもしれません。

休憩

序盤は2つ『休憩』『鍛冶』の選択肢から選びます。残りHPに余裕があれば鍛冶を選んでカードを強化しましょう。

 

カードを強化するとカード名が緑になり+が付きます。強化しても無意味なカードも存在するので、強化後のカードの効果を良く確認してから強化しましょう。

60時間プレイしてみた

3つのクラスで、合計4回クリアして、遊んだ時間は合計44時間36分59秒でしたが、ウォッチャーを追加で15時間45分プレイしましたので4つのクラスで遊んだ合計時間は60時間超となりました。プレイ記録からもわかるように『ディフェクト』が一番難易度が低かった事になりました。

 

「アイアンクラッド」のプレイ時間は21時間で「サイレント」は14時間です。筆者の場合は、クリアしてからは選んで無いので、載っている時間=そのクラスでのクリア時間になっています。

 

「ディフェクト」は2回クリアしているのでクリア時間はわかりませんが、ディフェクトでのプレイ時間は9時間半くらいです。ウォッチャーは15時間45分で1回目をクリアしました。

PV(Indie World)

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